東海道・山陽新幹線の車窓から見える古戦場5選|移動しながら戦国ロマンを感じる旅

新幹線

新幹線での移動中、車窓からは日本の歴史に刻まれた数々の戦場を目にすることができます。特に、東海道・山陽新幹線の沿線には戦国時代や幕末の重要な戦いの舞台となった地が多くあります。今回は、新幹線の車窓から見える古戦場を5つ紹介します。


東海道新幹線から見える古戦場

1. 小田原合戦の戦場跡(神奈川県)

見える区間:小田原駅付近(東京→名古屋方面で左側)

1590年、豊臣秀吉が北条氏を滅ぼすために行った「小田原征伐」。この戦の舞台となった小田原城周辺の戦場跡が、新幹線の車窓から見えます。現在は市街地になっていますが、小田原城を中心に戦国時代の名残が感じられます。

見どころ

  • 小田原城とその周辺に広がる戦場跡
  • 石垣山一夜城(豊臣軍の陣跡)も近い

2. 関ヶ原の戦いの戦場跡(岐阜県)

見える区間:岐阜羽島駅~米原駅間(東京→名古屋方面で左側)

1600年、徳川家康と石田三成が天下分け目の決戦を繰り広げた「関ヶ原の戦い」。新幹線は戦場跡の北側を通り、左側の車窓から関ヶ原の地を見渡すことができます。

見どころ

  • 東軍・西軍の布陣地が今も残る
  • 石田三成陣跡や徳川家康最終陣地がある

山陽新幹線から見える古戦場

3. 三木合戦の戦場跡(兵庫県)

見える区間:新神戸駅~西明石駅間(東京→博多方面で左側)

1580年、豊臣秀吉が織田信長の命を受け、三木城(現在の兵庫県三木市)を攻めた「三木合戦」。新幹線は三木市の近くを通り、左側の車窓から戦場跡を見ることができます。

見どころ

  • 三木城跡(現在は三木市立三木城址公園)
  • 「三木の干殺し」と呼ばれた兵糧攻めの舞台

4. 備中高松城の戦いの戦場跡(岡山県)

見える区間:岡山駅付近(東京→博多方面で左側)

1582年、羽柴(豊臣)秀吉が毛利氏の支城・備中高松城を水攻めで陥落させた戦いの舞台。岡山駅を過ぎると、左側の車窓から戦場跡がある平野を見渡せます。

見どころ

  • 高松城跡公園に残る水攻めの堤跡
  • 「中国大返し」の起点となった場所

5. 萩の乱の戦場跡(山口県)

見える区間:新山口駅付近(東京→博多方面で左側)

1876年、廃藩置県に不満を持った旧長州藩士たちが起こした「萩の乱」。戦場となった山口市や萩市の方向を、新幹線の車窓から見ることができます。

見どころ

  • 萩城跡と指月山周辺
  • 近代日本の転換点となった戦いの地

まとめ

東海道・山陽新幹線の車窓から見える古戦場5選を紹介しました。移動中に「ここであの戦いが…」と想像しながら車窓を眺めると、新幹線の旅がより深みのあるものになります。歴史好きの方は、ぜひ次回の旅行でチェックしてみてください!

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